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品川から成田エクスプレスに乗り、成田空港へ。
チェックインをすませた後、上の階の和食やさんで夕食を食べた。
しばらく美味しいものにはありつけないんだから、と言われ、僕は大好きないくら丼とそばを食べた。

同じ階でおみやげにヨックモックを4箱買った。
学校の留学生担当者、寮母さん、寮の休みにお世話になる予定のホームステイ先、そして機内でお世話になる乗務員用である。

X線の所で母と弟と別れた。
とんでもなく不安で逆流したくなりそうだったので振り返らずにパスポートコントロールのところに行った。

ボーディングタイムが来て、飛行機に乗り込み、お菓子を渡した。

「私の息子は14歳す。初めての一人旅です。パーマストンノースまで行きます。書類の記入などわからないことがあったらどうぞヘルプして下さい。」とハローキティの付箋に書いた物を貼り付けたお菓子を、機内で渡しなさい、と母に言われていたのだった。

夏休みだったのに機内は満席ではなかった。
今まで夏休みに家族旅行でハワイに3回行った事があったけど、いつも満席だったからちょっとびっくりした。

食事が終わって書類が配られた。
あらかじめ入国書類について書かれているHPをプリントアウトして、書いておいた紙を持っていたのでそれをそのまま写した。
しばらくして、とても背の高い男の人来てが「書類を書きましたか?」と(日本語で!)聞いて下さったので、書いたものを見せると「ラブリー」と言って戻って行った。

ラブリーって何だろう?
どうして書類がラブリーなのかな?
女の子が書く丸っこい字ならラブリーかもしれないけど、僕の字は汚いし・・・なんて思っているうちに寝てしまった。

本当は映画も見たかったんだけど、イヤホーンの左側が聞こえなかったのでやめたのだ。

朝食の時間にアナウンスで起きた。
11時間も座りっぱなしで腰が痛くなった。

到着前、イヤホーンを回収しに来た人が「皆が降りてもしばらく席にいるように」と言ったので言われた通りにした。
僕と、赤ちゃん連れのお母さんが最後に降り、地上職員の人に連れられて通関し、待合室で国内線の出発まで待つことになった。
ニュージーに着いたら電話するように言われていたのに、出来なかった。
でもおかげで一番心配だった国内線への乗り継ぎもクリア出来、ほっとした。

オークランドはニュージーランドで一番大きい空港だと聞いていたけど、国内線の飛行場は、飛行機まで歩いていく昔の映画にでてくるようなレトロな飛行場でびっくりした。

飛行機はとても小さく(ハワイの島に渡った時に乗ったのとおんなじだ)、とても揺れた。

国内線なのにジュース、紅茶、クッキーのサービスがあった(現在はもうやっていない)

窓側の席だったのでずっと下を見ていた。
山と草原ばかり。
グリーンのじゅうたんに白い斑点がある。何だろうと思ってよーく見てみるとそれは羊だった!。

1時間ほどの飛行を終え、やっと空港に到着。
一応国際線もある(ホントかな、って疑っちゃうけど)飛行場なのにこれまたビックリ!荷物が廻っているカルーセルまで自由に出迎えの人が入って来ることができるのだ。

荷物を探していると女性が近づきこう言った。
「あなたがおじゃるね、私はキャラメル・ラーメンよ」(当時の僕にはそう聞こえたのだ)
学校のスタッフが空港まで迎えに来て下さっていたのだ。

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2007.08.02 旅の支度
何となくのり気じゃなかった。

夏休みに入って、テニス部の合宿があってばたばたしていて、そのあとすぐに、しかも3週間も一人で海外に行くなんて恐ろしかったからなるべく考えないようにした。

母はそんな僕の気も知らず、あれやこれやと準備をしていた。

母は高校時代に留学したいと言った経験がある(らしい)。

父親(要するに僕のおじいちゃん)に、「どうせ女の子は嫁に出さなきゃならないのだから、少しでも家においておきたい」というおそろしく封建的な理由で却下されたのだ(そうだ)。

銀行で3週間分の学費と寮費を振り込み、押入れから大きなスーツケースを出してきてあれやこれやと楽しそうに詰めだした、まるで自分が留学するかのように・・・。

衣類や辞書(そんなもの使わないってば!)やガイドブック(すごい田舎だって聞いてるけど載ってるの?)の他、「ニュージーランドはイギリス系だからごはんは期待出来ないよ」とおやつを詰め、「文房具は日本が最高だから」とペンやノートを詰め、鼻炎アレルギーの僕のために街でもらって貯めこんでいたポケットティッシュをスーツケースの隙間に入るだけ詰め込んだ。

そして有楽町のJALプラザに連れて行かれ飛行機の切符を受け取った。
当時は今のようにe-ticketではなく、通常自宅に郵送してくれるのだが、ずっと満席でやっと取れたので直接受け取りに行ったのだ。

何でも共同運送で座席数が少ない中で、さらに無料航空券用の座席は何席もないとの事だ。
夏休み期間中で、しかもアメリカなどと違い、ニュージーランドの航空券は高いのでJALカードで買い物をしてマイルを貯めた無料航空券を使ったのだった。
(母はこの日からマイルを貯めることに命をかけるようになり、何でもかんでもカードで払うようになる。)

そのあとJALプラザでクイックショナリーという不思議なペンを買ってもらった。これはわからない単語をなぞると、日本語の意味が出てきておまけに発音もしてくれるのだ。

僕より上の世代の人は「学力低下だ」、と嘆くと思うが、僕は紙の辞書が引けない。
アルファベットの配列が頭に入っていないので、とんでもなく時間がかかる。おまけに学校で発音記号を習ってないので読めないのだ。

その後もずっと辞書をひく機会のなかった僕は、大学で選択している第2外国語(フランス語)の辞書もきれいなままだ。

それから、よく中学校ママとランチするとかいう母のお気に入りのイタリアンレストラン(量が少なかった!)で食事をし、ニュージーランド銀行でトラベラーズチェックを作った。

途中、「ちょっと付き合って」と言われ、何軒もお店を廻って腰が痛くなった。
早く帰りたくて、地下鉄の駅の階段を降りようとしたら、「そこは営団の駅、ちがうよ。」だって。
(おんなじ街にいくつも駅があるってキウイが知ったらどう思うだろう?)
僕は混んだところは苦手だ人ごみの中にいるだけで疲れる。

そして翌日成田空港に向かった。



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